ジャトロファについて・・・植生と可能性
ジャトロファ(ヤトロファ) ナンヨウアブラギリ ; 学名 Jatropha curcas(クルカス)
トウダイグサ科の落葉低木で原産は中南米。樹高は3mから8m。学名を略してジャトロファ、又はヤトロファと呼ばれます。トウダイグサ科の植物は学名にジャトロファと付き、ジャトロファ・クルカスの他に、紅色の花が見事なインテゲリマ、葉が美しいムルチフィダなど、観葉植物としても広く流通しています。当サイトではジャトロファ・クルカスをジャトロファと呼びます。
ジャトロファは、16世紀にスペインより世界各地へ伝播したため、南米大陸、東南アジア、アフリカ大陸と植生が非常に広く、種子には多量の油分が含まれており、この油を利用したバイオ燃料の開発が注目されている植物です。
バイオ燃料として注目される以前のジャトロファは、種子の豊富な油分を利用して、石鹸、ローソクなどの原料として使われてきました。特に石鹸は、殺菌作用があるとされ、タンザニアで古くから利用されています。医薬品、頭痛、解熱剤の原料としても使用されています。
バイオ燃料が注目された当初、アメリカ合衆国を中心に、とうもろこしなど食用植物から製造する計画が殆どでした。しかし、燃料として使用することで食料としての価格が高騰、また、すべてのとうもろこしをバイオ燃料にしてみたところで、ガソリン燃料の10%程度しかまかなえないのではないか、という指摘もあり、かなり難航しているのが現状です。しかしジャトロファは干ばつに強い植物で、生命力が強く、専門的に栽培しなくとも、1ヘクタールあたり3トンから5トンの収穫が可能なため、ジャトロファ・バイオ燃料の開発が世界各地で盛んに行われるに至ったのです。
ジャトロファ・バイオ燃料のメリットと注意点
- バイオエネルギー資源として食料と競合しない
- エネルギー供給と同時に緑化推進も行うことが出来、地球温暖化、砂漠化対策への貢献が可能
- 生産効率が高く、エネルギー資源として定着すれば栽培者(農業従事者)の安定収入に繋がる
- 日本をはじめ、多くの国でバイオ燃料にはガソリン税などが課せられておらず、燃料価格の安定化が狙える
- 枝を折ると乳白色の液体があり、吹くと泡が出ることから、観葉植物としても販売されているが、そもそもジャトロファはその毒性から野生動物に葉を食べられることがない。生のままの種子には非常に強い毒性があるため、取扱いには十分な注意を必要とする
ジャトロファの種子からとれるオイルで製造されたバイオ燃料と廃油ディーゼル。低価格で大好評です。
微生物の有機物分解作用による水質改良剤を販売しています。化学物質は一切含まれていません。
殺菌作用のあるジャトロファオイルを原料に手作り石けんを製作しています。廃油石けんの製造も行っています。